骨髄移植経験者の闘病生活メモ

B細胞リンパ芽球性リンパ腫/白血病、骨髄移植をしました。その経験と経過を綴ります。大した内容は書けませんが誰かのお役に立てれば幸いです。

メモ12 第2クールの経過 その1

☆2018年3月16日のメモより

 

 1月15日から第2クールがスタート。入院期間は同じく約3週間の予定。ですが偶数クールは治療としては4日程度しかありません。

初日はレントゲンと心電図ぐらいで、2日目から。治療はリツキサン(アレルギーが出やすく、機械を使って点滴薬量を管理。約5時間縛られるやつ)からはじまり、化学療法は3日目から。

今回の化学療法は短期間ではあるものの、口内の炎症を抑えるためか、一回2時間程の点滴中に適宜氷を口に含んで冷やしながら行うものも。これを昼頃2時間、12時間後の深夜に2時間点滴します。日中はまだいいけど、深夜に2時間寝ないで氷を口に含むのはキツイ修行で寝不足でした。

点滴と同時に利尿剤も使われるので、とにかくトイレが大変だ。頑張ってトイレに行ってベッドに戻るともう次の尿意が。それを一日で20回も繰り返していると尿道の感覚もおかしくなってしまいます。

入院1週間でようやく点滴繋ぎっぱなしの状態が終わり一段落。利尿剤も終わりトイレの忙しさからも解放されます。

2週目からは採血結果に応じた輸血や白血球をあげる点滴などをしていく。抗がん剤により骨髄抑制が起こり血球数も一気に下がるので感染に注意して、副作用に耐える期間となります。

 

◆入院中のテレビについて

入院中は、元気に楽しそうにしているバラエティー番組を観るのが辛くなり、食事中にちょっと情報番組を眺める程度がやっとでした。入院してあらためて感じた事は、どこのどの番組もほぼほぼグルメばかり。コマーシャルは3本に1本は主にビールとかお酒が。自分が好きで今はできないことばかりが目に付いてしまうのかもしれない。でもニュース番組を付けてもニュースもほどほどに『今日の特集!』がはじまり、内容は毎回のグルメ特集。。病院の味気ないご飯を食べながら観るのは辛い。

そして、私が入院治療を開始した2017年12月から年明けしばらくは、明けても暮れても角界騒動ばかり。横綱日馬富士の暴行引退、貴乃花親方の乱が連日放送されていて、世の中ってこんなんだったかと、仕事とかして普通に生活している時には感じた事の無いものがありました。

 

 

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