骨髄移植経験者の闘病生活メモ

B細胞リンパ芽球性リンパ腫/白血病、骨髄移植をしました。その経験と経過を綴ります。大した内容は書けませんが誰かのお役に立てれば幸いです。

ワンコの話 その3 天国へ

11月14日(土)天国へ旅立ちました

 

我が家に来て11年半、推定14歳半でした。

※推定なのは保護犬の為。

 

元々飼いはじめてから1年程で門脈シャントと言う病気が発覚。東大病院での検査では、危険を冒して手術をするかの選択。

手術をしない場合、数年で死ぬかもしれないし、なんだかんだで10年位は生きるかもしれないと言う見立てだったので、手術しない選択をした。

結果的には小型犬の平均寿命ぐらいは生きたので正しかったと思う。

 

1年くらい前から、心臓🫀、肝臓、甲状腺などあちこちに病気が発覚し、通院と服薬ばかりの闘病生活。

今年の夏からは下痢が酷くなり、毎日数回も下痢をし、元々あったヘルニアも再発、介護状態になっていた。

 

どこまで治療するべきか?かえって辛い状態を長引かせているだけではないか?色んな葛藤もあり、とにかく寿命を伸ばすよりも、苦しまずにしてあげたいと。

 

ステロイドの薬を中心に何とかやってきたが、11月に入り、肝臓への影響はじめ、これ以上のステロイドを使用するのは難しいという判断で中止。

亡くなる2日前の下痢はもはや便というより、血の混じった赤ワインの様な水便を何回も噴射するようになり、一晩苦しんでいた。

いよいよカウントダウンかなと覚悟はした。

とにかく毎日の通院(排尿誘導と点滴)で先生には苦しまない様にするためだけをお願いしていた。

 

当日朝の通院で尿がたまっていないからいよいよ今晩もつかどうか、と言う診断だったので、自宅でのんびり最期を過ごす事に。

昼過ぎに、突然のけぞり、目を大きく見開き、手足が震えはじめ、わずか2分程で亡くなった。

2日前に一晩苦しんだ他は、下痢は垂れ流すものの、終日ほぼ寝ている状態だったので、苦しいのは最期の数分だけで逝けたのかなと思う。

この数ヶ月は辛かったとは思うが。

夫婦で最期をしっかり看取ってあげられた。

 

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動物病院やシャンプー行ってたドックサロン、元々の保護犬預かりさんなどたくさんのお花が届き、私なんかよりも人脈があり、人望があついなぁ。

 

コロナで私も外出難しくどうしようかなと悩みましたが、ペットの訪問火葬屋さんってのがあって、焼き窯付きのトラック🚚で自宅まで来て火葬、その後骨も拾える。助かるサービスがあるんだな。

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無事に旅立つ事ができました

 

 

葬儀屋さんの話しでは、骨の状況見るに18歳位の高齢と思った程。14歳には驚いたとの事。

火葬して溶けてしまっている骨の状況やヘルニア特有の背骨、2年ぐらい前に亡くなっていてもおかしく無く見えるとの事。

 

2年ぐらい前と言うと私が骨髄移植を終えて退院した頃だ。私の闘病生活も『また自宅でダッシュとのんびり暮らす!』を目標にして辛い治療も頑張れた。

ダッシュは私が戻るのを待つだけで無く、2年も満身創痍な身体で、のんびり暮らす目標も叶えてくれていたのかなぁ。

ありがとう!

 

 

 

 

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