メモ57 退院前の説明
☆2018年7月上旬のこと
退院に向けて話が進んでいる。いよいよと言う嬉しさもあるが、病院の中で守られた場所から離れることも正直不安も大きい。
この日は担当の看護師さんより、冊子を使って『退院後の生活』について説明があった。
移植後は長期間にわたり、合併症への注意が必要で、感染症も予防し、異常を自分で把握して対処しなくてはならない。
注意しなければならない感染症
帯状疱疹、単純ヘルペス、肺炎などは、予防が難しい為毎日の検温や入浴時の身体のチェックで早期発見を心掛ける。
麻疹やおたふく風邪などの伝染性ウイルス感染症は、免疫抑制剤使用中の場合1年から2年はワクチン接種はできないし、しても意味が無い。
不要不急な外出を控える、手洗いうがいの徹底などで気を付ける。
日常的に注意しなければならないこと
- 掃除は自分で行わない。家族に任せて、掃除後は埃を吸わないよう別室へ。
- 工事・建築現場にはカビや埃が舞う為近付かない。
- 空調はこまめに掃除。加湿器は余程のメンテをしていないとカビが出る為使用は控える。
- ペットとの生活はできれば控える。既にいる場合は排泄物処理はしない。顔とか舐められないように気を付ける。 など
食事関連(禁止又は注意)
禁止
- 生肉・生魚・魚卵・生卵・生野菜
- 発酵食品(納豆、漬物など)
- チーズ(カビタイプ、ナチュラルタイプ)
- ハチミツ など
注意
- 外国産、外国製造
- 調理後2時間以内で食べきる
- しっかり加熱。生焼け注意。
- ビュッフェ式、無包装のパン屋、屋台など
- 水は沸騰させ冷ましたものにする。だから外食時のドリンクは非加熱水や氷の可能性があるので注意する。 など
その他
- 人混みの外出を控える
- 日焼け厳禁(日傘、サングラスの使用)
- 毎日の服薬管理の徹底 など
以上、一部抜粋だがかなり厳しいがんじがらめの生活だ。
しかも年単位で注意が必要とあり。長い戦いは続く。
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