メモ13 第2クールの経過 その2
☆2018年3月16日のメモより
第2クールも2週目からは治療は無く、採血結果を見ながら必要な処置をしていく期間。
入院10日目から骨髄抑制がはじまる。白血球が下がり連日1時間程度の白血球を上げるための点滴が。怠さはあるものの、のんびりとは過ごせていた。
第2クール後半1月30日の採血結果で、芽球が上がっていると。『治療は順調じゃないのか?』『寛解状態からまた何か悪くなってきたのか?』など不安に。
主治医の先生からは、白血球を上げる点滴を連日していたので、一緒につられて上がってくるものでもあると。今はそんなに気にするものでは無いとのこと。
前日までの採血結果では、『特に問題なく順調ですよ!』って言われてホッとしているのに、翌日には『この数値が。。』って言われる事はよくある事で、その都度一喜一憂してしまう。当たり前だが、少しの症状や数値の変化に対して異常なほど敏感になっている。
◆闘病初期の気持ちからの変化
初期は以下のような絶望感が強くあった。
・がんは他人事じゃ無いのはわかっていた。でも今の自分には早過ぎるよ。
・闘病する間も無くいきなり余命3カ月とか告げられる人の話も聞くし。闘病出来るだけまだいいのか?ってなんの比較だよ!
・前向きに考えて!とか、気持ちが大事!なんて言われても絶望しか無い中で、何を考えどう行動するのが前向きな姿勢なんだ?強がりは言えてもねぇ。。
・俺の職場で元々年配だった理事さんとか除いて、現役の職員で死ぬのは第1号だよなぁ。家族以外に死に顔とか晒して欲しくないな、お願いしておくか。。
などなど、マイナスばかり。寝て起きると『ああ、やっぱり入院中か。』とがっかりすることも多い。
でも第2クールの途中ぐらいからこれじゃいかん!別に発病前の通り、出掛けたり、酒を飲んだり、ロードバイク乗ったり、仕事ができるようにならなくても、一時帰宅したように家で家族と過ごせる時間が1日でもあればいいじゃないかと。次の一時帰宅までがんばろう、それを繰り返していけば、もしかしたらもあるかもしれないと。
少しそんな気持ちが出てきたこの頃でした。
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