骨髄移植経験者の闘病生活メモ

B細胞リンパ芽球性リンパ腫/白血病、骨髄移植をしました。その経験と経過を綴ります。大した内容は書けませんが誰かのお役に立てれば幸いです。

メモ26 化学療法折り返し地点

☆2018年3月27日

 

第4クール後半、全8クールの半分になるところ。これまでの治療経過や聞いてみたい事を主治医の先生に話をするお時間をいただきました。

Q1:第4クールを終えて、化学療法の治療効果   は、想定通りなのか否か?                      

A:遺伝子的寛解レベルの状態であり、これは4段階の上から2番目に良い状態。

Q2:フィラデルフィア染色体とか悪性な事はないのか?

A:病理的な事で悪性度の高いものはなく、予後因子に引っかかっるものも今は出ていない。

Q3:ドナーの進捗は?先日候補者が検査をし、バンクからその検査代の請求が届いたが。

A:5名の候補者に絞り、現在1名が進んでいる。

Q4:移植となった場合はいつ頃?化学療法はまだ半分だが。

A:寛解状態が良い時期に行う事が望ましい。ドナーの都合もあるが第5か6クール終了後。5月又は6月頃で考えている。

Q5:移植は必ず必要か?

A:移植によるより強固な効果を期待している。化学療法だけでも寛解は可能だが、再発するケースは多い。また化学療法をずっと続ける事が逆に身体の負担も大きいと言える。

Q6:セカンドオピニオンについて。国立がん研究センター虎ノ門病院、都立駒込病院あたりが都内では移植実績も上位の血液内科とみているのですが。

A:是非やっていただいて構いません。今挙げられた病院のホームページから申し込めば大丈夫と思います。それに合わせてこれまでの検査データなどまとめてお渡しする準備をします。

Q7:CAR-T療法の情報を知りましたが??5千万円もする治療法だし、一部の人が治験するとかの段階らしいが、万一の時は自分も治験候補になれるのか?

A:治療効果も出ている療法。しかし治験に申し込むにはかなりの順番待ちとなる。既存の抗がん剤では効果が得られないとか再発した患者でないと申し込みもできないようだ。

 

以上です

 

●これまで12月から3月までやってきた化学療法の成果はあり、予後因子に悪い病理的な問題もないという事はとても嬉しかった。

●3月22日にバンクよりドナー候補者の事前検査費用の請求がきた。ってことは動いてくれている人がいるって事。決まったわけじゃないけど検査にわざわざ予定をさいてくれただけでも感謝しかない。

 

*CAR-T療法は2019年5月に、条件付はあるが保険適用された

再発の恐怖はいまだ消えないが、頑張って生きていれば今後また新たな治療が開発されると期待はできる。

 

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