メモ27 造血幹細胞移植を決意!
☆2018年3月31日の話
移植については、白血病と診断された当初より主治医の先生から移植を見据えた治療計画を伝えられていました。
入院してすぐに姉との適合検査を実施して、不適合がわかると骨髄バンクへ登録。
化学療法の次は移植という流れは自分でも当たり前のように受け止めていた。この辺りは、昔からの映画やドラマでみた、又は白血病になった芸能人の話題からの浅い知識があったからだろう。
しかも、これもテレビの情報程度の知識だが、適合するドナーが見つかるのは、かなりの確率で難しいと。見つかるのを待っている間に残念という事も多いということ。
移植を決意したところで実現するのかさえわからない不安は強くありドナーが見つかる事を祈ってもいた。
事前に移植について調べると、移植はイコール骨髄移植だけではない。臍帯血など他にも方法はある。どうなるのか?
また、移植はとてもリスクも高い治療で、今の時代やらずに済ませる(済ませられる)方法もあるような事も知った。
※ただし、白血病にも様々な種類があり、発症した年齢や予後因子など人によって全く方針も判断も異なるから絶対の正解はわからない。
調べた不安から多少の揺らぎはあったが、基本的には移植はするものと決意は当初より持っていました。
だから
- 化学療法の効果も順調にきていること
- 身体的に今は移植で問題になる所が無いこと
- データの上では、初期寛解の方が再発後の移植よりも予後が良いこと
そして、何より何万分の確率とされる骨髄バンクからドナー候補者が移植の準備に動き出してくれていることを知り、これだけの条件がそろっているのにやらないで後悔することは絶対にしたくないと。
これは、妻も同じ考えでいました。
以上のことから、主治医の先生にはセカンドオピニオンをやらずに移植を決意したことを伝えました。
先生ももうそのつもりで、次の第5クールで化学療法は終了して5月には移植予定で考えている!と言われました。