骨髄移植経験者の闘病生活メモ

B細胞リンパ芽球性リンパ腫/白血病、骨髄移植をしました。その経験と経過を綴ります。大した内容は書けませんが誰かのお役に立てれば幸いです。

メモ54 移植後の状態 DAY 42

☆2018年6月中旬

 

生着して少し経ち、移植の状態を確認する為に骨髄の検査である骨髄穿刺(通称マルク)を受けた。

その結果が約2週間後のDAY 42(移植から42日)に告げられた。

100対0と言って良い状態で、ちゃんとドナーさんの血が働いている。悪い細胞も見えないし、染色体異常も見えずで、結果良好!ですと。

1回の検査で一喜一憂もできないが、1回目から不安な要素があるって言われても。。なので本当に嬉しかった。

しかし、100対0ってね複雑な気持ち。親からもらい、自分の中で42年間培ってきた血液細胞が全て人様の血液に変わってしまったというのも寂しくもあった。

でも感謝の気持ちの方が強いですけど。

 

◆骨髄穿刺(マルク)

白血病ブログにはどなたも書いている事だが、この病気の治療には避けられない検査だ。

以前髄液検査(腰椎穿刺)については書いたけど、骨髄穿刺の方も一応。

要は腰の骨に針を刺して骨髄液を採取する検査。

私はこの検査をこの時点で8回受けた。何回受けても怖い。どれくらい痛みがあるかはやってみないとわからない。

手順としては、うつ伏せになって局部麻酔。ボールペン程の太さのある針を刺していく。皮膚を超えいよいよ骨を貫く時、骨には麻酔が効いていないので『おおう!』と言う痛みが走る。

そしてここからが本番だ。骨の中にある骨髄液を吸い取るんだ。先生の『それではイチニノサン』とか声かけの後吸われる。これがなんとも痛い。激痛とも違うんだけど『ぬぬぬう』ってベッドのどこかを握り締めてしばし耐える。

この吸い込みが終われば、後は数分ゴリゴリと針を動かされるがもう終わったようなものでだいぶ楽になる。

検査後は仰向けで30分圧迫止血して解放される。2日後にはシャワーも浴びれて普通の生活はできる。

 

この骨髄穿刺はやってくれる先生にもよるのかなぁと思う。ズズズズって結構痛く吸われる事もあったし、『あ!もう吸い終わった?』って言うほどあっけない事もあった。

あと、『これから骨の中入っていきますよ』とか『麻酔効かないエリアになりますよ』とか逐一リアルな説明しながらの先生もいて、逆に怖くなったりしたなぁ。

 

とにかく嫌な検査です。。。

 

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