メモ31 そもそも造血幹細胞移植について
☆2018年4月の第5クール中に必死に移植について調べていたノートから
◆造血幹細胞移植とは
通常の化学療法や免疫抑制療法だけでは治すことが難しい場合に行う治療方法。
以前は白血病の移植=骨髄移植というように認識されていたが、今は臍帯血移植・末梢血幹細胞移植・ハプロ移植とその方法も複数あり、総じて造血幹細胞移植と言うそうです。
非常に強い副作用や合併症が生じることが想定される。
それぞれに長所・短所があり、患者並びにドナーの状況や立場から最良の方法が選択されます。
◆移植前処置
これについてはメモ28に
◉骨髄破壊的移植(フル移植)私はこれ
55歳以下で治療が順調な人。リスクは大きい。
◉骨髄非破壊的移植(ミニ移植)
高齢や臓器に障害がある人。処置リスクは減るが、移植後の再発や拒絶は増加。
◆移植の種類
◉同種移植 私はこれ
ドナーから採取した造血幹細胞を移植
・血縁者からと非血縁者とある
GVHD(移植したドナーの細胞に攻撃される)のリスクはあるが、GVL効果(移植したドナーの細胞が患者の悪い細胞を叩く)は望める。
◉自家移植
患者自身の細胞をあらかじめ採取して保存。
GVHD(移植したドナーの細胞に攻撃される)のリスクはないが、GVL効果(移植したドナーの細胞が患者の悪い細胞を叩く)は望めない。
◆移植の方法
◉骨髄移植 私はこれ
ドナーの腸骨から造血幹細胞を採取して、移植する。
◉末梢血幹細胞移植
ドナー又は自分の白血球数を増やす薬を投与して、骨髄から血液中に溢れ出た造血幹細胞を採取して、移植する。
◉臍帯血移植
提供に同意した妊産婦がドナー。分娩後に臍帯血にある造血幹細胞を採取して、移植する。
いよいよ1ヶ月程先に迫ってきた移植への緊張がおさまらず、ネットに優しく書いてあるような内容を調べてノートに書いて、俺は⦅やってる!⦆感を出して気分をやわらげていました。