メモ28 放射線科受診
☆2018年4月2日のこと
移植に向けた準備として、放射線科へ。
全身放射線照射を行う手順などについて説明を受けました。
私の場合、移植前処置は強い抗がん剤を点滴で2日、全身放射線照射を3日という日程で行う事を説明されていました。
*移植前処置とは
移植直前に行われる治療。その主な目的は
- 自身のがん細胞を極限まで減らす
- 自身の免疫細胞を抑制し、ドナーの造血幹細胞の拒絶を予防する
化学療法の時よりも強い抗がん剤の投与及び全身放射線照射で行われる。当然患者の年齢 や容態に合わせて処置の強度も変わります。
放射線科の医師からの説明では、抗がん剤だけの前処置もあるが、可能ならこの放射線もした方が、よりドナーの造血幹細胞が生着状況が良いというデータもあるとのことです。
今回の私の全身放射線照射は、朝1回、夜1回の1日2回を連続して3日間行うというものです。
かなり強い副作用(吐き気、下痢、口内炎など)も出ます。
先生からは、『かなり辛い症状も出るでしょう!症状に合わせて判断しますが、できる限りは予定通りの3日間やりきります。』と言われ、お願いしますとしか返事ができない状況でした^_^(どうせやるならね、その覚悟ですよ。。)
全身放射線照射といっても、頭部と肺には照射してはいけないので、胸の所に放射線を遮る肺防御用の鉛板を置くとの事です。その型取りを後日やることを確認して終わりました。
◆これを最後に第4クールが終わり、4月3日から8日まで一時帰宅の退院。