骨髄移植経験者の闘病生活メモ

B細胞リンパ芽球性リンパ腫/白血病、骨髄移植をしました。その経験と経過を綴ります。大した内容は書けませんが誰かのお役に立てれば幸いです。

メモ39 骨髄移植までの準備 その3

☆2018年4月21日のこと

 

完全無菌室 BCR(バイオ・クリーン・ルーム)が空いたので、事前に看護師さんが部屋を案内してくれました。

3〜4畳程の個室。

ベッド、テーブル、テレビ台などは一般病室と同じ。部屋の中にトイレと洗面台が付いています。シャワーは室内にも跡形はありましたが、今はクリーンエリア内に共同で1つとなっていました。

ドラマなどで観たビニールシートで覆われたベッドではなくむき出しです。部屋の扉もありません。部屋奥側の壁一面からエアーが出入口方向へずっと流れてクリーンな状態を保つという仕組みでした。

 

※エアーが24時間ずっとベッドの頭側から流れているので、毛の無いツルツル頭にはチョット涼し過ぎる環境で、常に帽子が必需品でした。

 

トイレもカーテンが無く、せめて板一枚でも目隠しが欲しいところ。刑務所のトイレだって目隠し板ぐらいあるよなぁ。。

でも、リモコン一つで入口側のブラインドが降りてくる作りだからいいのかなと。

 

※実際移植となったら、たくさんの点滴管が首に入れたカテーテルに繋がれて、それらを連れて便器へ移動。下痢や吐気もひどく、一晩中ベッドと便器の往復で過ごすこともあるので目隠し板とかあっても邪魔なだけでしたけどね。

 

移植の大変さはもちろんのことですが、看護師さんも先生も1か月半くらいはこの部屋からほとんど出ないで過ごすことに対するメンタル面を非常に心配はしてくれました。

私はマンガ喫茶が大好きなので、個室にベッドもトイレも洗面台もあって過ごせる空間はVIPなルームだと思えば全然大丈夫かなと。

実際無菌室ではテレビも音楽もイヤホン無しでOKだし、消灯後もうっすら電気つけたりテレビ観ててもOKで居心地は良かったと思います。

(前処置→移植→生着→食事が摂れるぐらいまでのひと月以上はテレビも何もそんな余裕も無かったですが。。)

 

※特に私が移植して無菌室で過ごした期間には、サッカー⚽️ワールドカップロシア大会が開催。深夜でも自由に観戦できたので良かったです!

 

 

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