骨髄移植経験者の闘病生活メモ

B細胞リンパ芽球性リンパ腫/白血病、骨髄移植をしました。その経験と経過を綴ります。大した内容は書けませんが誰かのお役に立てれば幸いです。

メモ10 髄液検査(腰椎穿刺)&髄注の様子

☆2018年3月12日のメモより

 

髄液検査とか検索すればもっと詳細はわかると思いますが、私の体験から。

 

第1クール入院10日目 髄液検査&髄注が行われました。

腕からの点滴で化学療法(抗がん剤)をしても、頭部まで薬はほとんど届かない。なので、血液中の悪い細胞が頭に入り込んでいないかという確認も含め髄液を取り出すという検査です。同時に抗がん剤の注入も行います。この検査は各クール毎回行います。

 

前日に検査の説明を受けて、検査を受ける承諾書にサインをしても、どの位痛いのかなぁ?と怖くて不安でした。

 

検査のやり方は、病室の自分のベッド上で、先生の方に背中を向けて横になり、おへそを見るように背中を丸める姿勢になります。背中の真ん中チョイ下付近(脊髄腔と言うらしいです)に針を刺して脳脊髄液を採取します。当然最初に局所麻酔をします!

採取後に抗がん剤を注入して終了です。15分ぐらいでしたかね。背中で行われているので見ることはできませんが、骨髄穿刺に比べれば痛みはほとんど無いに等しいかと。あえて言うなら腰からお尻にかけて少し重くなる感じがあるぐらい。

 

検査後1時間は仰向けの状態(枕禁止)で安静にしています。事前の恐怖ほど何もなく無事に終わりました。

 

しかし、2時間ぐらいしてからかな、例えるなら船酔いのような感覚に襲われて、2度も嘔吐してしまいました。事前の説明で頭の髄液を動かすので吐き気やめまいが出る場合もあるとは聞いていましたが、その通りになりました。

 

でも2回目以降の髄液検査も含め、後にも先にも治療や検査で嘔吐したのはこれだけでした。

 

良く飲み過ぎて『気持ち悪い』なんて言って、トイレで吐いて楽になった!と気軽に吐けるやついるけど、元々私はそれができない。吐きそうだけど、なんか自制してしまうので、気持ち悪い症状が長く続いてしまう。だから入院中も吐きはしなかったけども、気持ち悪く苦しむ事は多々ありました。

 

 

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