骨髄移植経験者の闘病生活メモ

B細胞リンパ芽球性リンパ腫/白血病、骨髄移植をしました。その経験と経過を綴ります。大した内容は書けませんが誰かのお役に立てれば幸いです。

ヘルプカード

闘病系のTwitterやブログでは、持っていると書かれている人も多く見受けられるヘルプカード。

 

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これは、障害のある方や持病のある方などが、災害時や日常生活の中で困った時に、周囲に理解や支援を求めるためのもの。

 

ちょうど昨年2019年6月に突然意識不明で倒れ、救急車🚑で運ばれた。この事は過去の記事で何度も触れているが、一応無事に退院ができ、元の自宅療養生活には戻れたものの、またいつ同じように倒れるかの心配は今もなお続いている。

 

退院後、社会復帰はまだまだにしても、定期的に病院🏥へ行くし、近所へ買い物や運動の為にウォーキング🚶‍♂️もするので、1人で行動する機会は多い。だから退院後すぐに手に入れて持ち歩いている。

去年倒れた時はたまたま家で昼食中、幸いにも頭を打ったりと外傷もなく、何より妻も一緒にいたので、すぐに救急車を呼び、いつもの病院へ行くことができた。

 

当然、ヘルプカードを持っていなくても、例えばコンビニで1人買い物中であったとしても、倒れれば、誰かしらすぐに救急車を呼んでくれるだろう。

でも大事なのは

何でこのおじさんは倒れたのか?

って事。

救急隊も手っ取り早く、謎の倒れたおじさんを受け入れてくれる病院へ搬送してくれるでしょう。

搬送先の病院がかかりつけでなかったら、

持ち物から偶然家族へ連絡が取れればいいけど、それもできないと病院もゼロからの検査になってしまい、それだけ処置が遅くなってしまう。

 

白血病治療で移植を行い、今も療養中である事、私の病気経過の全てを診ている主治医がいる⚫︎⚫︎病院へ搬送して欲しいという旨は、気を失っている私は説明できない。

 

そこで、このヘルプカードには、自分が何者で、持病があり、搬送して欲しい病院、家族の連絡先などが書いてあるからその点は安心ではある。

 

しかし、心配な点もある。

そもそも、もし私が倒れた時にこのヘルプカードに気付いてくれるのか?

基本的にはバックやリュックの目立つところにカードをぶら下げている。散歩程度だと手ぶらだからベルト通しに引っ掛けている。

まさかお洒落で付けてるアクセサリーとはおもうまいが。

 

 

 

🔹私の仕事は福祉系。主に知的障害者の支援。だからこのヘルプカードは早くから知っていて、自分の職場に通う障害のある利用者さんに配布したり、これを持っている人が駅などで困っていたら是非声をかけて、支援をお願いしたいと普及する側にいたが、自分も身につける側になるとはね。

『まさか自分が』と、思うことはおかしいんだけど。

誰でも歳はとるし、病気になるかもしれないし、怪我でもして歩行が困難になるかもしれない。

『いつ自分が要支援者となるかはわからないんだし、または家族がなるなんてこともあるから、福祉って今は無関係でも、別世界ではないんだよ』

なんて、施設に見学や実習にくる人に対して、偉そうに説明するのも私の仕事のひとつとしてきた。

 

今はまだまだ在宅勤務で、家でポチポチとパソコンいじってるだけの仕事だけど、早く現場に戻って

支援する側、支援を必要とされる側の両方の立場を背負って頑張りたい。

 

 

 

 

 

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